ピンからキリまであるシェアハウスのキリの部分

低家賃で、居住期間も月単位とか週単位で自由に決められるゲストハウス、
シェアハウスは学生や所得の低い若年層の味方。
でもゲストハウスにもピンからキリまで、色々なものがあると驚いています。

先日、テレビで激安ゲストハウスという特集を放送していました。
内容は、東京の一等地、自治体庁舎から徒歩圏内のところのゲストハウスで、
女性専用の月単位での賃貸物件。
築数十年は経つという古い5LDKの家の5つの部屋をさらにそれぞれパーティションで3つに区切り、合計15部屋というゲストハウスで、一人当たりの広さは畳2.5畳程度というもの。
キッチンやダイニングは共通のスペースとして使え、トイレと風呂は共同使用するというものでした。
他にロッカーが用意され、ここに貴重品などを保管しておくというもの。
家賃には電気代、ガス代、水道代が含まれ、エアコンは各部屋に1台ですが、
1部屋3人で間切って使っているので、3人に1台ということになります。
家賃は1万円半ば程度だと言ってました。

賃貸しているのは皆、若い女性で、学生だったり、フリーターだったりで、
ある人は美容師の専門学校生だったり、
ある人は飲食店でフリーターしながら将来はアメリカでダンスの勉強をしたいとか、
ある人は、派遣で店員をやってて、週末は毎週故郷に帰るとか、職種や業種も様々でした。
ただ皆、地方から出てきた若い女性ばかり。
ちょっと高いんじゃないかと思いましたが、それでも大家さんの言い分としては、
満室になろうが、空室になろうが、一定の同じ値段だし、
毎月更新(更新費用などはかからないようです。)
だからいつでも出入りできるし、光熱費もかからないし。
大家さん側に立ち思わず家賃収入を計算すると満室で月々25万円程度。
そこから15人分の光熱費を差し引くと15万円ぐらいが残る計算。
一括で賃貸の一戸建て住宅にしたほうが良いのではと思ってしまいます。
しかし改装やリフォームに多大な費用がかかるのと、空き家になる期間のリスクを思えば、
このほうが、安定収入なんだそうです。
入居している人たちもワンルームの風呂なしトイレなしアパートの半額ぐらいだから
満足しているということです。

自分の知っていたゲストハウスは、入居条件やシェアスペースの利用条件は同じかもしれませんが、もっとプライバシーを保てる空間を提供するというもので、
セキュリティーもあまりにひどすぎると驚いてしまいました。

最近のゲストハウスには、共通スペースが、まるでバーのようになっていたり、
ビリヤードや大画面のプラズマテレビやホームシアターが置いてあって、
同居人でミニシアター感覚でテレビや映画を見たり、シェアハウスの入口にフロントがあり、
セキュリティーはビジネスホテル並みというものまであり、
それらと比較すると天国と地獄ぐらい違うのではないかと感じられてしまいます。
それでも、こういう一部屋をさらに間切った賃貸形式でもシェアハウス、
あるいはゲストハウスと呼ぶそうです。

個人的に思うことは、このようなシェアハウスに住まなくては生活できない人がいることじたい、
「まつりごと」が悪い。
特に、役人宿舎という名の豪華タワーマンションに、
このピンからキリのキリの部分のシェアハウスと同じような家賃で住める連中などは、
いかがなものかと思ってしまいました。

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