ゲストハウスの基本基準と魅力

最近注目されている、ゲストハウス。
シェアハウス、ハウスシェアリングなどと呼ばれることもあります。
基本的には、一つの住居に複数人がキッチン、浴槽またはシャワー、
リビングを共有する形態を指します。
それぞれ独立した個室を持てるため、プライバシーは確保されます。

性別、国籍を問わず入居できるところもあれば、
女性専用であったり、シニア向けなどさまざまです。

規模は一戸建て風住居もあれば、マンションやアパート方式もあり、
自分にぴったりのシェアハウスを見つけることは容易になってきました。

少し前までは、出稼ぎにきた外国人の人たちが、家賃を極力控えるために
古い汚いアパートに住み、食堂やトイレを共有するといったイメージがありました。
ところが、不況の波で高い家賃を支払うのが困難になった若者を中心に
シェアハウスが見直されてきました。

設備を共有するため、家賃は一般のマンションに比べ、低めに設定されています。
また一人暮らしは不安だという女性にも人気が高まっています。
そしてその規模は、2~3人のところもあれば、10人以上の大所帯もあります。
特に昨年の東日本の震災をきっかけに、結婚する人たちや
こういったゲストハウスに移り住む人たちは、劇的に増えたようです。

このような共同生活での魅力は、先にあげたように、経済的なこと以外にもたくさんあります。
さまざまな職業の人たちが集まっているのですから、仕事上の情報を交換することができます。
また、日曜大工が得意な人、電化製品に詳しい人、
お料理が得意な人などその個性を十分発揮し、お互いに協力し合うことで
より絆が深まっていくのではないでしょうか。

あるテレビ番組では、シニア世代の女性5人の中に、
大学生の若い女性が入り一緒に暮らしているゲストハウスを取材し取り上げていました。
その女性は子供の頃からいじめに合い、不登校を繰り返していたこと、
祖母だけは自分を理解してくれ、優しくしてもらったことなどを話していました。
おばちゃんたちに囲まれているととても落ち着くのだそうです。
この女性にとっても、またその親御さんにとってもいい選択だったのです。
重い過去を背負った人もいれば、最近のトレンドだからそのノリで入居する人。
それはそれでいろんな人間模様を垣間見ることができる貴重な体験かもしれません。

最初こそ、同居人とうまくコミュニケーションを取れない場合があるかもしれませんが、
何人かいれば、自分と価値観や趣味が合う人は見つけられそうな気がします。
もしかしたら、一生の親友と呼べる人と出会えるかもしれないし、
恋愛から結婚に発展することだってないとはいえません。

入居する動機はなんでもいいのです。
仕事以外の時間をいかに使うか。
一人で静かに読書をしたければ、個室でのんびりくつろげばいいし、
会社で辛いことがあれば、リビングに出て、気の合う人に相談してみる。
いろいろ想像するだけでなんだかワクワクしてきますね。

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